~思いひとひら~

私の日常の1ページ

コルポ生検とその結果

市の子宮がん検診結果がHSILとなり、次段階の検査である「コルポ生検」をすることになりました。

 

まずは先生から生検についての説明、生検をした後にどのような結果がでるのか、の説明があり、さらにその結果が悪かった場合に次に考えなくてはならない検査や治療の話を受けました。

もうこの段階で、心の中ではかなり動揺・・

 

ちょうど結果を聞きに行った日の外来が空いており、通常は改めて予約をとって検査を受けるようなのですが、今回はそのまま生検を受けることができました。

 

生検についての詳細は、様々な医療情報ページに掲載されていますので省略します。

 

検査は小さなスプーン状の器具で子宮頚部の組織を小さく削り取りますので、その際に痛みがありましたが、思ったより強い痛みではありませんでした。

検査にかかった時間も診察台にあがって3分かからない程度だったと思います。

 

その後の出血もおりものに少し血が混ざる程度で、痛みも残らずその日のうちに色も気にならなくなりました。

結果が出るのは2週間後とのこと。

 

これでまた悪い結果が出てしまったら・・・さすがに不安な気持ちが大きくなりました。

ここで私は初めて、子宮頸がんについて、検査について、結果についてなどいろいろなことを調べるようになりました。

情報が集まっていくにつれ、自分がこの分野に関して如何に無知であったかを痛感しました。

 

これは余談ですが、私も含めて医療現場でお勤めの方ほど、検診に無頓着な傾向にある気がします。

普段は来院された患者様に、検診は受けてくださいねとか、大事ですよねといったお話をしているのに、まさに「医者の不養生」ならぬ「パラメディカルの不養生」です・・

なので、医療現場にお勤めの方に特に強くお伝えしたいです。

自分たちも「きちんとした」検診を受けにいきましょう!!

 

話を戻し。

色々と調べ、今まで知らなかったことがわかってくると同時に、7か月も検診結果を聴きにくることを放置してしまったことをとても後悔しました。

 

どうか悪い結果になりませんように・・・と祈るばかりの2週間でした。

 

そして結果診察の日。

検査の結果は「CIN3」

コルポ生検の中でも一番悪い結果が出てしまいました。

 

 

次に必要な検査及び治療は「子宮頚部円錐切除術」

今いるクリニックではこれ以上の検査はできないため、近くの総合病院に紹介されることになりました。