術後3ヶ月の診察と患者視点
術後3ヶ月、久しぶりの診察。
これまでの体調は、時々起こる下腹部鈍痛が相変わらずあることくらいで、生理のほうはほぼ順調にきていました。
この日はブラシによるがん検診。再発のチェックの予定。
最初診察室に入り最近の体調を聞かれ、下腹部鈍痛の件を話しましたが、何か説明があるわけでもなく「そうなんですねー」くらいで終わってしまいました。
その後隣の処置室に入り、検査。そしてもう一度診察。
手術痕の経過としては問題ないのか聞いたところ、傷のほうは問題なさそうでした。
ただ、診察全体を通してほんとあまり話してくださらないというか…前から口数の少ない先生だなとは思っていましたが、やや不満が残る感じでした。
今回は看護師さんもほとんど付いていなかったので、処置室に入ってからもしばらく一人でぽつんと待機。
今までも何度か受けているので次に何するか、用意をどうすればいいかは分かっていたものの、勝手に動いていいのか迷うし、支度的にも恥ずかしいところがあるので、とても戸惑ってしまいました。
診察も予約していた時間から1時間以上待ってからの案内。
ちらっと診察の際に先生のモニター見ましたが、90人超えの患者人数みたいでした…
この人数が全部担当の先生の人数なのかはわからないですが、改めて忙しいんだなぁということはよくわかりました。
それでも患者的にはせめて、時間的なものは仕方ないとしても、患者対応に関してはもう少し頑張っていただきたいな…と思ったのが本音でした。
そして改めて、自分が仕事をしてる時には小さなことにも気づけるように配慮してもっと頑張ろうと、思いました。
今回の結果が問題なければ、今後は最初に通院していたクリニックに戻り定期検診を受けていけばいいとのこと。
大病院独特のどっとした疲労感から解放されることにほっとするような。
でもがんの手術という、自分にとっては一大事のことをお任せした病院から変わってしまうことに不安を覚えるような。
「症状が安定すれば今後は自分たちの地域の病院へいく」という、普段仕事で見慣れた光景を自分が体験し、
あぁ、自分が見てきた患者様もこんな複雑な心境になったのかなぁ…と思ったりしました。
最初のクリニックもそんなに回数受診したわけではないので、転院に若干不安はありますが、とりあえず今は検査の結果が良好であることを祈るばかりです。
そして今度からは、今までみたいに仕事終わりなどで無理に通院するのではなく、
診察用の休みをきっちりと取って、もっとゆっくりと自分の身体と向き合い、余裕を持った通院にしたいと思いました。
このくらいの自分優先は、させてもらっていい…かな?