術前検査(患者視点)
入院手術の日程が決まり、その前にまず術前検査を一通り受けることに。
今回受けた主な検査は、
採血、レントゲン、腹部エコー、心電図。
尿検査もあったのですが、ちょうど生理になってしまい、省略してよいということになりました。
そして麻酔科診察と最後に婦人科診察。
採血は腫瘍マーカーや感染症検査などなど、項目がとても多かったためスピッツ6本とりました。
さすがに最後の方は少し気分が悪くなりました・・・
それでも、腹部エコーやレントゲン、心電図などを、自分が勤めている病院以外で受けるのは初めてのことで、
心電図の時に、検査をする技師さんは計測時にカーテンを挟んだ向こう側にいるよう機械が配置されており、緊張をさせないための工夫がいいなと思ったり、
腹部エコーをする技師さんが、検査を始める前に名札を見せながら自己紹介をされ、これも暗い部屋で一対一になることへの不安を軽減するためかなと思ったり、
麻酔科診察をするまでに約40分待ったのですが、採血結果が全て揃うまで待っていたようで、それなら一言その旨を伝えておいてくれた方が助かったのになぁと思ったり、
純粋に「患者視点で病院を見る」ことができ、これは仕事をするうえでとても貴重な経験ができたなと思っています。
朝9時から始まった検査。全て終了したのは14時。
検査があったので朝から絶食で、しかもこの日はちょうど生理痛が一番きついタイミング・・・外来は混んでいたし、婦人科は妊婦さんが多いため座るのは妊婦さん優先。
待っている間ずっと立ちっぱなしになってしまったことが一番辛かったです。
最後の婦人科診察の時に先生が、「具合はどうですか?」と聞かれたところに思わず、
「生理痛でとっても辛かったです」と少しずれた返答(笑)でもこの時の一番素直な気持ちを言っていました。
仕事中に患者様が、
「いやー今日は病院に行くのが一日仕事だったよ(カラッと笑いながら)」
とよく話されていますが、今日の私は
「いやー・・・今日は病院に行くのが一日仕事だったよ(ゲッソリ)」
でした。
自分が仕事をしているときは、今まで以上に待ち時間を少しでも短くできるように努力しよう。
そう思った一日でした。